はじめて当院を受診される方へ
高須眼科は、白内障手術や硝子体手術を中心とし、日帰り手術はもちろん一般診療やコンタクトレンズ処方にも幅広く対応しております。
お持ち物について
マイナンバーカードまたは健康保険証をお持ちください。また以下、お持ちの方はご持参ください。
- 各種医療証
- 紹介状、診療情報提供書
- お薬手帳またはお薬そのもの
- 眼鏡
- コンタクトレンズ
- コンタクトレンズのケース(コンタクトレンズを外して検査を行うことがあります)
ご予約等について
- ご予約なしでも受診していただけますが、その場合は長時間お待ちいただくことがございますので、ご予約をおすすめします。
- 強い痛み、外傷などがある急患の場合には、優先して治療をさせていただきます。お越しになる途中にお電話でご連絡いただければ、スムーズなご案内が可能です。
ご来院後の流れについて
- ご来院後、問診票にご記入いただきます。
- 問診の内容によっては、医師の診察の前に基本的な検査を受けていただくことがございます。予めご了承ください。
診療内容
高須眼科の診療内容の概要をご紹介します。
一般眼科
眼のかゆみ、痛み、充血、乾燥、かすみ目、物が歪んで見える、視力低下、瞼の赤み・腫れ・できものなど、眼科全般の症状や疾患について診療いたします。放置していると、治りが遅くなったり、視力が戻らなかったりする可能性が高くなります。眼や瞼の症状・疾患でお困りの際には、お気軽に当院の一般眼科にご相談ください。丁寧な診察と検査、正確な診断、適切な治療を行います。
コンタクトレンズ・眼鏡処方
コンタクトレンズ処方
ソフト・ハードのコンタクトレンズの処方を行います。
視力だけでなく、眼の健康状態を調べたり、ライフスタイルをお伺いした上で、適切なタイプ・形状(角膜のカーブ)・度数のコンタクトレンズを処方いたします。
初めてコンタクトレンズを作るという方、すでにコンタクトレンズを使用しているけれど度数などが合わない方、眼鏡とどちらにしようか迷っている方は、お気軽に当院にご相談ください。
初めてコンタクトレンズを使用する方へ
眼球と接触させて装用するコンタクトレンズは、正しく選択・装用・管理しないと、角膜炎・結膜炎などのトラブルのリスクが高くなります。
また、販売店などで直接購入する場合に行われるのは、あくまで簡易的な視力検査であり、眼の病気を見つけるための検査などは行われません。診断・治療についても同様です。
こういった懸念を解消するためには、やはり眼科で精密な検査を受け、コンタクトレンズを処方してもらう必要があります。特に初めてコンタクトレンズを作るという方は、眼科にご相談することを強くおすすめします。
なお受診の際には、使用されている眼鏡もお持ちください。
眼鏡処方
初めて眼鏡を作るという方、使っている眼鏡の度数が合わないという方は、お気軽に当院にご相談ください。
度数が合わない・視力が低下する原因が、眼科疾患にあるというケースは少なくありません。眼の病気でないということを確かめた上で、もしくはきちんと治療を受けた上で眼鏡を作ることが、眼の健康を守り、1つの眼鏡を長く使えることにつながります。
また、眼鏡を作ってからも、定期的に眼科を受診し、度数の調整や病気を早期発見するための検査を受けることが大切です。
健康診断・人間ドックの眼科再検査
健康診断、人間ドックの眼科項目において、要再検査の判定であった場合には、眼科の受診が必要です。
精密な検査を行った上で、診断、必要に応じた治療を行います。
お早めに当院にご相談ください。
手術・治療
当院で行っている主な手術・治療をご紹介します。
日帰り白内障手術
白内障の発症率は、50代で40~50%、60代で約70%、70代で90%、80歳以上でほぼ100%にものぼります。当院の白内障手術では、単焦点眼内レンズ、焦点拡張型眼内レンズ、多焦点眼内レンズ、それぞれ乱視矯正有り無しに対応しており、ご希望やライフスタイルに合ったものを選択していただけます。
緑内障手術
たいていは緩やかに進行する緑内障ですが、進行した場合には失明の危険もある病気です。
治療では、薬物療法、レーザー治療、手術がありますが、当院はいずれにも対応しております。早期に適切な治療を行うことで、生涯にわたって少しでも良い見え方を維持できるよう努めています。
網膜硝子体手術
黄斑円孔、黄斑前膜、網膜剥離、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症などで行われる高度な手術です。
濁ったり出血した病的な硝子体や膜組織などを取り除き、疾患に応じて必要な処置を加えます。
医療用ガスを充填をした場合には、術後に一定期間のうつ伏せが必要になります。
当院は安全に的確な手術治療を行うことで、重症であろうともほとんどの網膜硝子体手術疾患の治療を日帰りで施行しています。
レーザー治療
眼科で使用するレーザーには、以下のようにさまざまな種類があります。疾患や病態に応じた適切なレーザーを選択することが大切になります。
網膜レーザー光凝固術
(対象疾患)糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症、未熟児網膜症、網膜裂孔、網膜血管腫、家族性滲出性硝子体網膜症、網膜細動脈瘤、他
マイクロパルス閾値下レーザー
(対象疾患)糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症による黄斑浮腫、中心性漿液性脈絡網膜症、他
虹彩または線維柱帯レーザー手術
(対象疾患)急性緑内障発作、閉塞隅角緑内障、慢性開放隅角緑内障
ndYAGレーザー(ヤグレーザー)
(対象疾患)後発白内障、網膜前出血、他
エキシマレーザー、LASIK
(対象疾患)近視、乱視、遠視、角膜変性、他
※当院にはなく、適切な医療施設を紹介します。
光線力学療法(PDT)
(対象疾患)加齢黄斑変性、ポリープ様脈絡膜血管症
※当院にはなく、該当する場合は岡山大学病院を紹介します。
対応する症状・疾患
緑内障
眼圧の影響、視神経の循環障害、遺伝的要因などによって発症する病気です。視野の狭窄や欠け、視力低下などの症状を伴います。たいていは緩やかに進行するため、早期に発見し、進行予防のために診療を継続することが重要です。
屈折異常
近視・遠視・乱視・老眼の眼鏡やコンタクトレンズによる矯正を行っています。初めて眼鏡・コンタクトレンズを作る方、長く度数を調整していない方、見え方が気になるという方は、お気軽に当院にご相談ください。
ドライアイ
涙の量が不足していたり、涙の層のバランスが崩れることで、眼の乾燥、疲れ目、充血などの症状が引き起こされます。体質からくる病気、生活習慣、環境要因などで生じますので、眼科で原因を絞り込み、改善を図りましょう。
加齢黄斑変性
加齢(50歳以上)を主な原因として黄斑部が変性し、機能低下をきたす病気です。物が歪んで見える、視野の中心がぼやける、色覚異常などの症状を伴います。進行すると大幅な視力低下、失明に至ることがあります。
黄斑円孔
加齢、強度近視、網膜剥離などを原因として、黄斑に孔があく病気です。物が歪んで見える、視力低下、中心暗点、眩しさ、色覚異常などの症状を伴います。治療では、硝子体手術が必要です。
糖尿病網膜症
糖尿病の三大合併症の1つです。慢性的な高血糖によって神経網膜が障害されます。初期~中期にかけては自覚症状が無く気が付かない場合も多いですが、進行すると大きく視力低下し、治療しても回復が難しくなります。
網膜裂孔・網膜剥離
網膜裂孔は、網膜に孔があいたり裂け目ができたりする病気です。放置していると、網膜剥離へと進行します。網膜剥離をさらに放置していると、失明に至ります。いずれも、早期発見・早期治療が非常に重要になる病気です。
網膜静脈閉塞症
網膜の静脈が閉塞し眼底出血をきたす病気です。高血圧などの生活習慣病に伴う動脈硬化を主な原因とします。視力低下、視野が暗くなる、視野がぼやける、視野が欠けるなどの症状を伴います。網膜の中心部である黄斑に出血や腫れが生じて遷延すると高度の視力低下を来しますので、早期治療が重要です。
当院は、抗VEGF薬硝子体注射やマイクロパルスレーザー等で個々の患者様に最適と考えられる治療を行っています。
黄斑前膜
黄斑部に異常な膜が張り、視力低下、物が歪んで見える、物が大きく見えるといった症状を引き起こす病気です。加齢に伴う硝子体の変化、外傷、ぶどう膜炎、網膜剥離などを原因として発症します。